令和5年沖縄全戦没者追悼式

6月23日「慰霊の日」


「令和5年沖縄全戦没者追悼式」が糸満市摩文仁の平和祈念公園にて今年も開催されました。

今年は一般参加もでき、遺族会や岸田文雄内閣総理大臣をはじめ多くの関係者も出席されました。

知事の平和宣言を一部抜粋いたします。

非暴力の信念を貫いたガンジーは「平和への道はない、平和こそが道なのだ」という言葉を残しています。

「平和」とは、戦争や紛争のない状態にとどまらず、貧困、暴力、人権の抑圧、差別、環境破壊等がない、安らかで豊かな状態であり、本県が発信する「沖縄のこころ・チムグクル」には、人間の尊厳を何よりも重く見る「人間の安全保障」も含まれます。

沖縄県は、全ての人への不当な差別は許されないことを宣言するとともに、人々が互いに人格と個性を尊重し合いながら共生する誰一人取り残すことのない優しい社会の実現に全力で取り組んでまいります。

私たち一人一人が平和について考え、沖縄から世界へ平和のバトンをつなげ、核兵器の廃絶、戦争の放棄、恒久平和の確立に向け絶え間ない努力を続けてまいります。

今年の平和宣言でも、亡くなられたすべての御霊に哀悼を捧げる意味から、うちなーぐちと英語でのメッセージ(エッセンス)を添えました。