第8回宇検村対馬丸慰霊祭

2024/8/24

第8回宇検村対馬丸慰霊祭に出席いたしました。

那覇港を出港した学童疎開船「対馬丸」が80年前の8月22日の夜、鹿児島県沖で米軍の魚雷により沈没した際、奄美大島の宇検村(うけんそん)周辺の海岸には多くの犠牲者が漂着したそうです。

犠牲者を慰めるための慰霊碑が宇検村の海岸に平成29年に建立されており、慰霊祭はその場所で行われました。

慰霊祭前日の23日は奄美市市長や宇検村村長表敬、当日24日は慰霊祭の他、奄美大島世界遺産センター視察、対馬丸平和学習交流事業にも参加いたしました。

対馬丸平和学習交流事業は、沖縄戦の正しい歴史の継承のため、沖縄県内の小中学生が対馬丸事件で多くの犠牲者や生存者が流れ着いた宇検村を訪れ、対馬丸事件を通して学ぶ戦争の悲惨さと平和の尊さ、その海岸周辺地域の小中学生との交流等を目的に、県の事業として開催されています。

今年も県内小中学生と保護者合わせて約30名が2泊3日の日程で参加しており、子どもたちは慰霊祭にも参加しました。