フジロックフェスティバル’24アトミック・カフェ

去る7月28日、フジロックフェスティバル‘24内のステージ「Gypsy Avalon」にて開催された「ATOMIC CAFE」のトークライブに出席させていただきました。

「アトミック・カフェ」は1982年公開の核兵器をテーマにした映画「アトミック・カフェ」をきっかけに1984年に音楽フェス「アトミック・カフェ・フェスティバル」を開催し「反核・脱原子力」のメッセージを発信し続けました。

90年代入りに活動は一旦終了しましたが、2011年の東日本大震災の際の福島第一原発事故をきっかけに、フジロックで再び活動を復活されたそうです。現在は様々な社会問題をテーマに開催されており、そのテーマにちなんだトークゲストを招いて行われているものです。

玉城デニーは2019年に「沖縄と米軍基地問題」のテーマの際に初出演させていただき、今回は「民主主義と自治」のテーマのゲストとして招いていただき、2回目の出演となりました。

会場の進行役は津田大介さん、ゲストのトークはジョー横溝 さん、斎藤幸平さん、各々の感性と感覚から沖縄の現状と日本の状況、そしてこれから私たちはどうあるべきかという三者三様の「民主主義と自治」をテーマに40分トークライブを行いました。

会場では多くの方々が静かに耳を傾け、時折拍手も起こり、熱心にステージに視線を送っていました。

玉城デニーは、

「日米地位協定や、米軍基地の問題は沖縄だけの問題ではない。自分ごととしてぜひ皆さんで今一度考え、アクションしてもらいたい。」

と、全国各地で行っているトークキャラバン内でお伝えしている沖縄の米軍基地の現状とその問題解決を「自分事として国民全体で考えてほしい」というメッセージを聴衆の皆様へもお伝えいたしました。

なお、本来は沖縄県出身アーティストBEGINが開発した、一五一会 (いちごいちえ)という楽器の紹介と合わせてBEGINの曲を歌う予定でしたが、沖縄県宜野湾市長の急逝に伴い、哀悼の意を表すため歌唱は控えたということでした。