復帰51年 5.15平和とくらしを守る県民大会

5月15日は、第二次世界大戦後、米軍の統治下にあった沖縄が本土(日本)へ復帰した日です。

今年で51年目を迎えます。

昨年、本土復帰50年目の節目を迎えた際、玉城デニーは「平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書」を発表、岸田総理らへ手交いたしました。新たな建議書の内容は、50年前の復帰当時より未だ叶わない「基地のない平和の島」の実現に取り組んでいただきたいという恒久平和への願いが込められたものでした。

去る14日、沖縄コンベンションセンターにて開催されました『復帰51年 5.15平和とくらしを守る県民大会』に出席し挨拶をいたしました。

以下、当日挨拶より抜粋

基地問題を自分事として考える例を示したい。

日本全体を100人のクラスに例えるなら、沖縄は70人分のランドセルを預けられている。青森県は9人分、東京都、神奈川県はそれぞれ5人分。

一体、いつまで私たちはこの米国からのランドセルを預かり続けなければならないのか。

肩から下ろしてみんなでグラウンドを駆け回り、木に登り、大声で笑う。そういう姿をつくるためにランドセルをどうすればいいのか。

皆さんぜひ子どもたち、同僚と考えてほしい。

一緒に考えてほしい。

沖縄戦の記憶を風化させず過ちを繰り返さないために、教訓を次の世代に伝え、平和を育成する肝心(ちむぐくる)を世界に発信しよう。